断れない、思いやりが自分を苦しめる

相手の提案を断れないと、ただ自分を苦しめる結果しか生みません。

 

頼みごとをされた、勧められた…断るというのは意外に機会の多い決断の一つです。うまくできない、苦手な人も多いです。日本人はイエスマンだとよく言いますが、その典型でしょう。

 

断れば相手を傷つけるかもしれない、不快にさせるかもしれない、嫌われるかもしれないといった不安から断れないのではないでしょうか。そう感じる人はとても優しい人なのでしょう。自己犠牲の精神が強いのかもしれません。

 

しかし断ることができなければ、自分はひたすら我慢を強いられます。抑圧された気持ちは固くなり、さらに断りづらくなるスパイラルに陥ります。人付き合いに苦しさを感じるのであれば、断り方を見直してみるとすっきりするかもしれません。

 

自分の思っている以上に他人は無関心です。過剰に思いやることは自分にも他人にもよくありません。

 

友人であれば思いやりを持ってくれます。無理強いはしないはずです。

店員であれば提案するのが仕事ですから、断られることには慣れています。気にしていません。

 

思いやりをもった上で断ることができれば、嫌われることはありません。

自分を大切にすることが何より大事です。